奥只見紅葉ライド day3 - 2022/10/29
雲が垂れ込める越後山脈
3日目は天気が良くて脚が使い物になれば行きたいところがあったんですが、天気は悪いし脚も使い物にならない。雲が立ち込める魚沼盆地をゆるゆると流して午前中で切り上げました。
浦佐→越後湯沢
走行距離約33km、獲得標高約350m
低い雲が垂れ込める幻想的な魚沼盆地
魚野川から浦佐駅を望む。背後の低山に不思議な形の雲が立ち込めている。いや、これはどちらかと言うと霧か。
北に目を向けるとわずかに雲が切れて青空も見えていたりする。これも盆地特有の不思議な天気なのだろうか。
農道を北に向かって走り始めると薄っすらと虹が見えた。この後小雨が降り出した。
低い雲が越後山脈の山々を覆い隠していた。快晴ならくっきりと八海山をはじめ越後山脈の山々がきれいに見えただろうけど、これはこれで神秘的・幻想的で良い。脚も動かないし全身が疲れきっているので、だらだらと進んでは停まって幻想的な風景に見とれていた。路面も終始ウェットだったし、明らかに本格的なヒルクライムをやるべき状態ではなかった。
時間とともに霧が晴れるようにして、盆地の中心である六日町と、西の魚沼丘陵側の山にかかっていた雲が少し晴れてきたけど、盆地の北端である塩沢を過ぎて湯沢方面に登り始めると頭上には再び雲がかかった。時折小雨もぱらつく。2日間、秘境の絶景に興奮し熱狂した私の心身を静かにクールダウンさせるような天気と景色だった。
午前10時半頃にはフジロックのシャトルバス乗り場でお馴染みの越後湯沢駅東口に到着。心静かに、3日間にわたったライドを終えた。